不倫慰謝料を請求されたらどうする?適切な対処法と減額交渉の秘訣を徹底解説

突然、不倫の慰謝料を請求されたら、誰でも大きな動揺と不安に襲われるでしょう。
「どうすればいいのか」「どれくらいの金額を支払うことになるのか」「家族や職場にバレてしまうのか」
様々な疑問や恐れが頭の中を駆け巡るはずです。
しかし、感情的に反応したり、問題を放置したりすることは、事態をさらに悪化させる可能性が高いです。
冷静に、そして適切に対処することが、あなた自身の未来を守るために最も重要となります。

この記事では、不倫慰謝料を請求されたあなたが、どのようなステップで対処すべきか、法的な側面から詳しく解説します。
慰謝料の相場や減額交渉の可能性、そして弁護士に相談すべき理由まで、あなたの不安を解消し、最善の解決へと導くための具体的な情報を提供します。
ぜひ最後までお読みいただき、冷静な判断と行動の一助としてください。

この記事の目次
  1. 不倫慰謝料請求、その通知を受け取ったらまずすべきこと
    1. 絶対にやってはいけないこと:感情的な反応や無視
    2. 届いた書類の内容を確認する
    3. 自分の状況を整理する
  2. 慰謝料請求の法的根拠と成立要件を理解する
    1. 不法行為責任と慰謝料の性質
    2. 不倫(不貞行為)が成立するための要件
    3. 時効について知っておく
  3. 慰謝料の相場と請求額が高額になるケース
    1. 一般的な慰謝料の相場
    2. 請求額が高額になりやすい要因
  4. 減額交渉の可能性と具体的な方法
    1. 減額できる可能性のあるケース
    2. 減額交渉の進め方
  5. 慰謝料請求されたら弁護士に相談すべき理由
    1. 法的な知識と交渉術に長けている
    2. 精神的な負担を軽減できる
    3. 不利な条件での示談を防ぐ
    4. 自分の主張を客観的に裏付ける
  6. よくある疑問と注意点
    1. 慰謝料請求を無視したらどうなる?
    2. 職場や家族にバレる可能性は?
    3. 不倫相手(自分の配偶者)も慰謝料を請求される?
    4. 示談書作成時の注意点
  7. まとめ:冷静かつ迅速な対応が鍵

不倫慰謝料請求、その通知を受け取ったらまずすべきこと

慰謝料請求の通知を受け取った際、最も大切なのはパニックにならず、冷静さを保つことです。
まずは状況を正確に把握し、感情的な行動を控えることが、その後の展開を大きく左右します。

絶対にやってはいけないこと:感情的な反応や無視

慰謝料請求の通知が届いた際、以下のような行動は絶対に避けてください。

一つ目は、相手方への感情的な反論や挑発です。直接相手に連絡を取り、罵倒したり、開き直ったりすることは、相手の怒りを増幅させ、交渉を困難にします。感情的な衝突は、冷静な解決から遠ざけるだけです。

二つ目は、通知を無視することです。請求を無視し続けると、相手は「支払い意思がない」と判断し、最終的には裁判所を通して法的措置に踏み切る可能性が高まります。裁判となれば、時間も費用もかさみ、精神的負担も増大します。

三つ目は、証拠隠滅を試みることです。スマホの履歴を削除したり、関係を否定する虚偽の主張をしたりすることは、かえって悪質だと判断され、状況を不利にします。

これらの行動は、あなたの立場を悪くし、本来よりも高額な慰謝料を支払う羽目になるリスクを高めます。

届いた書類の内容を確認する

送られてきた書類は、感情的にならず、まずはしっかりと内容を確認しましょう。
特に注目すべきは以下の点です。

【確認すべき項目】

請求者:誰からの請求ですか?不倫相手の配偶者本人からなのか、それとも弁護士などの代理人からなのか。弁護士からの通知であれば、より具体的な法的措置を視野に入れている可能性が高いです。

請求金額:具体的にいくらを請求されていますか?相場と比較して高すぎる、あるいは低すぎる金額ではないかを確認します。

請求理由と不貞行為の事実:どのような不倫行為があったと主張されていますか?日付、場所、具体的な内容が記載されているかを確認します。これにより、相手がどの程度の証拠を持っているかの推測も可能です。

請求の根拠となる証拠:どのような証拠に基づいて請求していると述べられていますか?例えば、ホテルへの出入りの写真、LINEやメールのやり取り、性的な関係を裏付ける証言などです。証拠の具体的な内容が明記されていなくても、「相当の証拠を保有している」といった記載がある場合もあります。

支払期限:いつまでに支払いを行うよう求められていますか?期限が短い場合は、早期の対応が必要です。この期限は、多くの場合、交渉開始のための目安であり、必ずしもその日までに支払わなければならないわけではありませんが、速やかな対応が求められます。

これらの情報を冷静に整理することが、次のステップに進むための第一歩となります。

自分の状況を整理する

通知内容と照らし合わせながら、あなた自身の状況を客観的に整理してみましょう。

【整理すべき点】

不倫の事実関係:相手の配偶者と肉体関係があったか?いつからいつまで、どのくらいの頻度で関係を持ったか?肉体関係の有無は、慰謝料請求の成否に直結する重要な要素です。

相手の婚姻関係に関する認識:相手が既婚者であることを知っていましたか?もし知らなかった場合、知らなかったことに過失はなかったか?(例えば、相手が指輪をしていなかったか、既婚であることを隠していたかなど、客観的に既婚者であると認識しにくい状況だったか)

自分の持っている証拠:相手が既婚者ではないと誤解させるようなメッセージや会話の記録、既婚者であることを否定していた証拠など、あなたにとって有利な証拠はありますか?これらの証拠は、後にあなたの主張を裏付ける上で非常に重要となります。

相手が持っていそうな証拠:相手が主張する不倫の事実について、どのような証拠を持っていると予想されますか?過去のやり取りや写真などを振り返ってみましょう。相手がどのような証拠に基づいて請求しているかを推測することで、今後の交渉戦略を立てやすくなります。

これらの情報を整理することで、あなたの立場が法的にどのように評価されるかの見通しが立ちやすくなります。

無料診断

生年月日を入れるだけ。ふたりの相性を無料診断

登録不要・10秒で完了。診断結果の詳細版はメルマガ読者限定で配布中です。

無料で相性を診断する →

しつこい勧誘は一切ありません

慰謝料請求の法的根拠と成立要件を理解する

不倫慰謝料の請求は、法律に基づいて行われます。
その法的根拠と、慰謝料が認められるための要件を理解することは、適切な対処法を考える上で不可欠です。

不法行為責任と慰謝料の性質

不倫(不貞行為)による慰謝料請求は、民法第709条の「不法行為責任」に基づいて行われます。
これは、故意または過失によって他人の権利や利益を侵害した場合に、それによって生じた損害を賠償する責任を定めたものです。
不倫の場合、不貞行為によって夫婦間の平穏な共同生活という権利・利益が侵害され、精神的な苦痛を与えたとして、その賠償として慰謝料が請求されるのです。
民法第710条では、財産以外の損害、つまり精神的苦痛に対しても賠償を請求できることが明記されています。
慰謝料は、被害者の精神的な苦痛を金銭に換算して償うものであり、罰金や制裁ではありません。

不倫(不貞行為)が成立するための要件

すべての男女関係が「不倫」として慰謝料請求の対象となるわけではありません。
法的に不貞行為と認められ、慰謝料請求が成立するためには、以下の要件を満たす必要があります。

夫婦の一方が配偶者以外の異性と性的関係を持つこと
裁判実務では、原則として肉体関係(性行為)があったことが不貞行為と判断されるための必須条件とされています。
手をつないだり、キスをしたり、二人きりで食事やデートに行っただけであれば、それが原因で夫婦関係が破綻したと認められるほどの悪質な行為でない限り、原則として慰謝料請求の対象とはなりません。
ただし、社会通念上、性行為に準ずるような密接な関係と評価される場合は、不貞行為と認定される可能性もゼロではありません。例えば、性的な接触を伴う行為が繰り返された場合などです。

故意または過失があること
請求された側が、相手が既婚者であることを知っていた(故意)、または注意すれば既婚者であることが分かったはずなのに、それを怠った(過失)場合に、不貞行為責任が認められます。
もし、相手が独身であると偽り、あなたが既婚者だと全く知らず、知るすべもなかったという場合は、故意も過失も認められず、慰謝料請求が否定される可能性があります。
ただし、「独身だと言われたから信じた」という主張だけでは不十分な場合もあり、客観的な証拠で裏付けられる必要があります。例えば、相手が独身だと積極的に信じ込ませるような言動をしていた証拠などです。

婚姻関係が破綻していなかったこと
不貞行為があった時点ですでに、請求者の夫婦関係が客観的に見て「婚姻共同生活を回復しようと努力しても不可能なくらいに破綻していた」と判断される場合、不貞行為が夫婦関係に与えた損害は認められず、慰謝料請求は成立しない可能性があります。
例えば、長期間別居しており、夫婦間に交流が全くなく、すでに離婚の合意に至っていたようなケースです。
しかし、「夫婦仲が悪かったから」という主観的な主張だけでは認められにくく、客観的な証拠(別居の事実、離婚調停の記録、夫婦間での離婚合意の書面など)が必要です。
請求側が「不貞行為が夫婦関係を破綻させた」と主張してきても、実際には不貞行為以前に破綻していたことを証明できれば、慰謝料を支払う必要がなくなる、あるいは大幅に減額される可能性があります。

時効について知っておく

不倫慰謝料請求には、時効が存在します。
時効が成立している場合、たとえ不倫の事実があっても、慰謝料を支払う義務はなくなります。
不倫慰謝料の時効は以下のいずれか早い方です。

不貞行為および加害者を知った時から3年
これは、不倫をされた配偶者が、不倫の事実と不倫相手が誰であるかを知った時点からカウントされます。
例えば、不倫相手の名前や連絡先が判明した日が起算点となることが多いです。この3年という期間は意外に短いため、時効が成立しているケースも少なくありません。

不貞行為があった時から20年
不倫の事実があった時点からカウントされ、たとえ配偶者が不倫を知らなくても20年が経過すれば時効となります。これは長期の時効期間であり、通常は3年の時効の方が先に成立することが多いでしょう。

注意すべきは、時効期間が経過しても、自動的に慰謝料請求権が消滅するわけではないという点です。
時効を援用する(時効によって支払い義務が消滅したことを主張する)意思表示を相手方にする必要があります。
時効の援用は、内容証明郵便などを利用して明確に行うことが推奨されます。
もし時効期間が過ぎている可能性があれば、弁護士に相談し、適切な手続きを取ることで、慰謝料の支払いを回避できるかもしれません。

慰謝料の相場と請求額が高額になるケース

不倫慰謝料の金額は、ケースによって大きく異なります。
一般的な相場を知り、どのような場合に高額になりやすいのかを理解しておくことは、減額交渉や適切な対応策を検討する上で非常に重要です。

一般的な慰謝料の相場

不倫慰謝料の相場は、不貞行為が原因で相手方夫婦が離婚に至ったかどうかで大きく変わります。

離婚しない場合
夫婦関係は継続するものの、不倫によって精神的苦痛を与えたとされるケースです。
この場合の慰謝料は、数十万円から100万円程度が相場となることが多いです。
関係の長さや頻度、夫婦関係への影響度、反省の有無などによって変動します。
夫婦が今後も関係を維持しようとしていることから、精神的苦痛の度合いが離婚に至った場合よりは低いと判断される傾向にあります。

離婚する場合
不倫が直接の原因となって夫婦が離婚に至ったケースです。
この場合の慰謝料は、100万円から300万円程度が相場となることが多いです。
離婚に至るほどの深刻な影響を与えたと判断されるため、金額も高くなる傾向にあります。
ただし、夫婦の婚姻期間が短い場合や、不倫以外の離婚原因もある場合などは、相場より低くなることもあります。
逆に、幼い子どもがいる場合や、長期間の婚姻関係が破綻した場合などは、上限を超える可能性も出てきます。

これらの金額はあくまで目安であり、個別の事情によって大きく変動する可能性があります。弁護士に相談することで、より具体的な金額の見通しを立てることができます。

請求額が高額になりやすい要因

以下のような状況では、慰謝料の請求額が高額になりやすい傾向があります。

不貞行為の期間が長い、頻度が高い、または複数の不貞行為があった場合
長期間にわたる不倫や、悪質な行為が繰り返された場合、相手に与えた精神的苦痛が大きいと判断され、慰謝料が増額される傾向にあります。
特に、計画性や常習性が認められる場合は、悪質性が高いとみなされます。

不倫が原因で相手方夫婦が離婚に至った場合
先述の通り、離婚に至った場合は、慰謝料の相場が大幅に上がります。これは、不倫が夫婦関係の「決定的な破綻原因」と認定されるためです。

相手方夫婦の婚姻期間が長い、または未成年の子供がいる場合
長年築き上げてきた夫婦関係を破壊したことや、幼い子供にまで影響が及んだと判断される場合、慰謝料が高額になる傾向があります。
特に、子供の年齢が幼いほど、親の離婚が与える影響が大きいと判断されがちです。

慰謝料請求された側が不貞行為を否定し続けたり、反省の色を見せなかったりする場合
請求側が「誠意がない」と判断し、交渉の姿勢が硬化するだけでなく、裁判官の心証も悪くなり、結果的に高額な判決につながる可能性もあります。
謝罪や反省の姿勢は、交渉において非常に重要です。

不倫相手が社会的地位が高い、あるいは高収入であると判断された場合
請求者の経済状況も考慮されることがありますが、請求される側の経済力も慰謝料の金額に影響を与えることがあります。
高収入であると、より高額な慰謝料の支払いが可能と判断されることがあります。

請求された不貞行為以外にも、相手方にとって悪質と思われる事情がある場合
例えば、配偶者に暴力を振るっていたり、多額の借金を抱えさせていたりなど、不倫とは直接関係がなくても、請求される側の行動が倫理的に問題視される場合、慰謝料額に影響を与える可能性もあります。

これらの要因は、慰謝料の金額を判断する上で考慮される要素であり、複合的に判断されます。

減額交渉の可能性と具体的な方法

「請求された金額が高すぎる」「到底払えない」と感じる場合でも、慰謝料の減額交渉は十分に可能です。
適切な準備と戦略をもって交渉に臨むことで、納得のいく解決を目指せるでしょう。

減額できる可能性のあるケース

以下のような状況にある場合、慰謝料の減額が認められる可能性が高まります。

不倫の事実がない、または肉体関係がない
そもそも法的な不貞行為が成立しないため、慰謝料を支払う義務がない、あるいは極めて低い金額に抑えられる可能性があります。
肉体関係がないことを客観的な証拠(例えば、ホテルに行っていない証拠、二人きりになったことがない証拠など)で示せれば有利です。

相手が既婚者と知らなかった(過失がない)
相手が独身であると偽り、あなたが既婚者であることを知る機会が全くなかった場合、故意も過失も認められず、慰謝料請求が否定される可能性があります。
ただし、この主張を裏付ける客観的な証拠(「独身だ」と書かれたメッセージのやり取り、相手が指輪を外していたなど)が必要です。

不倫前から相手方夫婦の婚姻関係が破綻していた
不貞行為があった時点で、すでに夫婦関係が破綻状態にあったと証明できれば、不貞行為が与えた損害は小さいと判断され、慰謝料が減額される、または請求が棄却される可能性があります。
別居期間の長さ、夫婦間の交流の有無、離婚に向けた話し合いの有無などが判断材料となります。

請求額が相場より著しく高い
提示された請求額が、上述の一般的な相場からかけ離れて高額である場合、相場に合わせて減額交渉が可能です。
特に、慰謝料請求側が弁護士を立てていない場合、不当に高額な金額を請求してくることがあります。

相手方が請求額に見合う十分な証拠を持っていない
請求側が不貞行為の証拠を十分に持っていない場合、こちらの主張が通りやすくなり、減額交渉を有利に進められる可能性があります。
証拠がない場合、裁判では請求が棄却されるリスクがあるため、相手も減額に応じやすくなります。

自身の経済状況が苦しい
請求された慰謝料を一括で支払うことが難しい場合、分割払いや、支払い可能な範囲での減額交渉が可能です。
ただし、単に「お金がない」と主張するだけでなく、具体的な収入や支出、借金などの状況を示す必要があります。
具体的に家計状況を説明することで、現実的な支払い計画の提案へと繋げられます。

不倫相手(あなたの配偶者)も慰謝料を請求されている場合
不倫相手の配偶者が、不倫をしたあなたの配偶者にも慰謝料を請求している場合、それぞれの責任の割合に応じて慰謝料が分担されるため、あなたの支払い額が減額される可能性があります。
また、あなたの配偶者が支払った慰謝料の一部を、後であなたが負担する「求償権」の問題も考慮に入ります。

減額交渉の進め方

慰謝料の減額交渉は、慎重かつ戦略的に進める必要があります。
誤った対応は、かえって事態を悪化させる可能性もあるため、特に注意が必要です。

弁護士に相談し、代理人として交渉してもらうのが最善
最も推奨されるのは、不倫問題に強い弁護士に依頼することです。
弁護士は、あなたの状況を法的な視点から正確に評価し、減額できる可能性や妥当な金額を判断してくれます。
また、相手方との交渉を全て代理してくれるため、感情的な対立を避け、冷静かつ専門的な知識に基づいて交渉を進めることができます。
相手が弁護士を立てている場合、こちらも弁護士を立てることで対等な交渉が可能になります。

事実関係の精査と証拠の確認
弁護士と共に、請求内容に対するあなたの主張を整理し、裏付けとなる証拠を収集・確認します。
相手の持っている証拠の強度を評価し、こちらに有利な証拠(例えば、既婚を知らなかったことを示すメッセージなど)があれば提示できるように準備します。

相手方の主張への反論準備
請求側の主張が事実と異なる点や、法的な要件を満たさない点があれば、その点を具体的に反論する準備をします。
例えば、「肉体関係はなかった」「既婚と知らなかった」「不貞行為以前に夫婦関係は破綻していた」などの主張です。

具体的な減額理由を提示する
単に「減額してほしい」と伝えるのではなく、「上記の理由から、慰謝料は〇〇円が妥当だと考えます」というように、具体的な根拠(相場、過失の有無、婚姻関係破綻の状況、経済状況など)を示して交渉します。
感情論ではなく、客観的な事実に基づいて交渉を進めることが重要です。

分割払いなどの支払い方法の提案
減額が難しい場合でも、一括での支払いが困難であれば、分割払いを提案することができます。
月々の支払い可能額を具体的に提示し、現実的な支払い計画を示すことで、相手も交渉に応じやすくなる場合があります。

示談書の作成と法的拘束力
交渉がまとまったら、必ず示談書(和解契約書)を作成しましょう。
示談書には、合意した慰謝料の金額、支払い方法、支払い期日、そして「これ以上の請求はしない」という清算条項などを明記します。
弁護士に作成を依頼することで、後々のトラブルを防ぎ、法的拘束力のある書面を作成できます。

慰謝料請求されたら弁護士に相談すべき理由

不倫慰謝料の請求は、法的な知識や交渉術が求められる複雑な問題です。
弁護士に相談することは、あなたの状況を好転させ、最善の結果を得るための最も賢明な選択と言えます。

法的な知識と交渉術に長けている

弁護士は法律の専門家であり、不倫慰謝料に関する豊富な知識と経験を持っています。

法的根拠に基づいた的確なアドバイス
あなたの状況を詳細にヒアリングし、不貞行為の成立要件、慰謝料の相場、減額の可能性、時効の有無などを法的な観点から正確に判断してくれます。
これにより、不当な請求に応じることを避け、適切な対応を取ることができます。

感情的にならず、冷静な交渉が可能
不倫問題は感情が絡みやすく、当事者同士での話し合いは感情的になりがちです。
弁護士が代理人となることで、冷静かつ客観的な視点で交渉を進めることができ、不必要な対立を避けることができます。
相手が弁護士を立てている場合、こちらも弁護士を立てることで対等な立場で交渉ができます。

精神的な負担を軽減できる

不倫慰謝料請求は、精神的に非常に大きな負担を伴います。
弁護士に依頼することで、その負担を大幅に軽減できます。

相手との直接交渉のストレスから解放される
請求者からの連絡や厳しい言葉、交渉のプレッシャーから解放され、あなたが精神的に疲弊することを防げます。
すべてのやり取りは弁護士が窓口となるため、あなたは冷静に日常生活を送ることができます。

専門家が味方につく安心感
一人で抱え込むのではなく、法律のプロフェッショナルがあなたの味方としてサポートしてくれるという安心感は計り知れません。
適切なアドバイスを受けながら、問題解決に向けて進むことができます。

不利な条件での示談を防ぐ

法的知識がないまま交渉に臨むと、相手の言いなりになってしまい、相場を大幅に超える高額な慰謝料を支払ってしまうリスクがあります。

相場を大幅に超える請求に応じない
弁護士は、あなたのケースにおける慰謝料の妥当な相場を熟知しています。
不当に高額な請求に対しては毅然と反論し、適切な金額への減額交渉を行ってくれます。

安易な合意をしないようサポート
示談書の内容や、支払い条件など、将来にわたってあなたに不利になるような条項がないかを確認し、あなたの権利を守ります。
特に、清算条項(慰謝料の支払い後に、一切の請求や異議申し立てをしないことを約束する条項)は非常に重要です。

自分の主張を客観的に裏付ける

弁護士は、あなたの主張を客観的な事実と証拠に基づいて組み立て、説得力のある形で相手方に伝えることができます。

証拠の評価、反論の組み立て
相手が提示してきた証拠がどこまで有効か、あるいは不足している点を評価し、あなたの側に有利な証拠がないかを探し出し、適切な反論を組み立ててくれます。

適切な証拠収集のアドバイス
もし、あなたにとって有利な証拠が不足している場合、どのような証拠を収集すべきか、どのように集めるべきかについて具体的なアドバイスを得られます。

よくある疑問と注意点

慰謝料請求に直面した方が抱きやすい疑問や、知っておくべき注意点について解説します。

慰謝料請求を無視したらどうなる?

慰謝料請求の通知を無視し続けることは、最も危険な行為です。
相手は、あなたの支払いの意思がないと判断し、以下のような法的措置に踏み切る可能性が高いです。

内容証明郵便の送付
最終警告として、弁護士から内容証明郵便で改めて請求が送られてきます。これは、法的な手続きの前の最後の通告となることが多く、無視すると次のステップへ進む可能性が高まります。

裁判提起(訴訟)
それでも無視を続けると、相手は裁判所に訴訟を提起します。
訴訟となれば、裁判所からの呼出状が届き、あなたが裁判に出廷し、反論する必要が生じます。
正当な理由なく裁判を欠席すると、相手の言い分が全面的に認められ、高額な慰謝料の支払いを命じる判決が下されるリスクがあります。
一度判決が確定してしまうと、その内容を覆すことは非常に困難になります。

財産の差し押さえに至る可能性
判決が確定し、あなたが慰謝料を支払わない場合、相手は裁判所に強制執行の申し立てを行い、あなたの財産(預貯金、給与の一部、不動産など)を差し押さえることが可能になります。
給与が差し押さえられれば、勤務先に不倫の事実が知られることにもつながりかねません。

このように、無視は状況を悪化させるだけでなく、あなたの社会的な信用や財産にまで影響を及ぼす可能性があります。
通知が届いたら、決して無視せず、早めに弁護士に相談してください。

職場や家族にバレる可能性は?

不倫慰謝料の請求が、職場や家族に知られることを恐れるのは当然の感情です。
その可能性はゼロではありませんが、適切な対応でリスクを低減できます。

請求側が意図的に情報を漏らす可能性
感情的になった相手が、あなたの職場や家族に不倫の事実を暴露する可能性は否定できません。
ただし、このような行為は名誉毀損やプライバシー侵害に当たる可能性があり、逆に相手が法的な責任を問われることもあります。
弁護士を介して交渉することで、口外禁止条項(守秘義務)を盛り込んだ示談書を作成し、情報拡散のリスクを低減することができます。

訴訟になった場合
裁判になった場合、強制執行として給与の差し押さえが決定されると、勤務先にその事実が通知されるため、職場に不倫の事実が発覚する可能性は高まります。
また、裁判所からの書類が自宅に届くことで、同居する家族に知られる可能性もあります。

弁護士に依頼することで、これらのリスクを事前に予測し、回避策を講じることが可能です。
例えば、弁護士の事務所を書類の送付先に指定するなど、プライバシー保護の対策を立てることができます。

不倫相手(自分の配偶者)も慰謝料を請求される?

不倫は、不倫をした本人(あなたの配偶者)と、その不倫相手(あなた)の「共同不法行為」として扱われます。
そのため、慰謝料を請求する側は、不倫をした配偶者と不倫相手のどちらか一方、または両方に慰謝料を請求することができます。

連帯責任
法律上、不倫した配偶者と不倫相手は「連帯して」慰謝料を支払う義務を負います。
つまり、請求側はどちらか一方に全額を請求することも可能ですし、それぞれに請求することも可能です。
あなたが全額請求された場合でも、法律上は問題ありません。

求償権について
もしあなたが全額の慰謝料を支払った場合、あなたは不倫をした配偶者に対して、不倫をした配偶者の責任割合に応じた金額の支払いを求める権利(求償権)を持つことになります。
例えば、あなたと配偶者の責任割合が折半と判断された場合、あなたが全額支払った慰謝料の半分を配偶者に請求できることになります。
この求償権についても、弁護士を介して適切な形で主張することが重要です。

示談書作成時の注意点

慰謝料の支払いについて合意に至った場合、必ず示談書を作成し、署名・捺印を交わしましょう。
口約束だけでは、後になって「言った」「言わない」のトラブルになりかねません。
示談書には、以下の点を明確に記載することが重要です。

慰謝料の金額と支払い方法、支払い期日
具体的な金額、一括払いか分割払いか、そしていつまでに支払うのかを明確に記載します。

清算条項:「本件に関し、本書に定めるものの他、何らの債権債務がないことを相互に確認する」といった文言を盛り込み、今後一切追加請求や異議申し立てがないことを明確にする
これにより、合意した金額以上の請求や、別の名目での請求を防ぐことができます。

口外禁止条項(守秘義務)
不倫の事実や示談内容を第三者に口外しないことを約束する条項。
あなたのプライバシー保護のために非常に重要です。

違反した場合のペナルティ
口外禁止条項などに違反した場合の違約金などを定めることもあります。
これにより、相手が示談書の内容を遵守するインセンティブが高まります。

示談書の作成は、弁護士に依頼するのが最も確実です。
法的拘束力のある、あなたの権利を守るための適切な示談書を作成してもらえます。

まとめ:冷静かつ迅速な対応が鍵

不倫慰謝料を請求された時、心穏やかでいられる人はいないでしょう。
しかし、その不安や動揺に流されず、冷静かつ迅速に対応することが、状況を好転させる唯一の方法です。

まずは通知内容を正確に把握し、感情的な行動や無視を避けましょう。
そして、何よりも不倫問題に強い弁護士に早期に相談することが、あなたの未来を守るための最善策です。
弁護士は、あなたの状況を法的に評価し、不当な請求からあなたを守り、減額交渉や適切な示談へと導いてくれます。
一人で抱え込まず、専門家の力を借りて、納得のいく解決を目指しましょう。
この経験が、あなたの人生を前向きに進めるきっかけとなることを願っています。

無料診断

生年月日を入れるだけ。ふたりの相性を無料診断

登録不要・10秒で完了。診断結果の詳細版はメルマガ読者限定で配布中です。

無料で相性を診断する →

しつこい勧誘は一切ありません

\ この記事をシェア /

ウワついたキモチ編集部恋愛心理ライター

♥ 10秒でわかる無料相性診断